Fate/stay night SS (つるぎ)をこの手に



 気付くと、道場の中にいた。
 穏やかに射し込む春の陽射しが丁寧に磨き上げられた床をきらめかせる。毎朝日課の鍛錬の後、欠かさず掃除をしているからこその輝きなのだろう。何年も磨き上げられてきた木の床は、それだけで一種の光沢を持つ。その輝きがまぶしく金色に光るように思えた。
 思い出すのは朝の柔らかな陽射しと冷たく透き通った空気。冬の早朝、それらをまとった彼女の姿は鮮明に焼きついて今でもはっきりと思い出せる。それらはもう存在しないというのに。
 きっと未練なんてない。
 以前、遠坂の問いに答えた言葉は間違いなく真実だ。その選択こそが最良と信じた。後悔するのは彼女に対する最大の侮辱。ゆえにこの胸にある気持ちは後悔や未練ではなく、そう……。



 門を出て鍵を閉めようとして、ふと手が止まった。どうしようもなく間抜けた想像が頭をよぎる。もし彼女がひょっこり帰ってきたら、門の前で待ち呆けてしまうのではないか。どうしてそんなことを思ったのかはわからない。いや、わからないはずがない。
 結局のところ、俺の中を占めているのはおそらくとまどいなのだ。たった半月、されど半月。その間に彼女がいることは当たり前になってしまっていた。すぐに終わりが来ることは初めからわかっていたはずだ。それでもなお彼女の存在は俺の中を占めている。

 彼女の生き方を、その全てを美しいと思った。
 だからこそ、汚すことが出来なかったし許されなかった。

 そうして俺はこの結果を選んだ。自分で選んだのだから後悔も未練もあるはずがない。それなのに心は空っぽになる一方で、空虚さが何かを求めている。まるで欠けてしまった片割れを探してうごめくように。鞘は彼女の手に還った筈だ。だというのになぜなのだろうか。

 戸を閉め、鍵をかけた。カチリ、という音が大きく響いて驚く。それが引き金となったのか、鍵を再び開けた。今度は音が小さくしか響かない。気のせいだなんてわかっている。それでも何かのお告げのような気がして、結局開けたまま出かけてしまった。どうせ泥棒に入るような輩もいないだろうから、と自分に言い聞かせながら歩き始める。
 春にしては妙に暑い陽光を浴びながら、学校への道を歩き始めた。







 いつものような一日を終えて家に帰る。あまりに平凡で変わらない日常。その中にいることが本当に正しいのか、そんな迷いが付きまとって離れない。憧れに追いつくためにはこのままではいけない。でも、抜け出せば二度と彼女には会えない。
 会えないなんて当たり前のことで、何故悩むのか。
 理由なんてわからない。それでも譲れない最後の一線だということだけが、なぜか心の奥で理解できていた。

 扉を開けようとして違和感に気付いた。誰かが中に入った形跡がある。
 瞬間、心臓が大きく高鳴った。
 桜は今日は来れないと言っていた。藤ねえもまだ帰っていない。泥棒ということも考えられないでもなかったが、そうではないと直感が告げている。ならば、ならば……! 思わず道場の方へと駆け出した。

 心の中で彼女の名を何度も叫ぶ。

 セイバー、セイバー、セイバー!



 荒い息を必死で抑えながら戸を思い切りよく開けると、そこには一人の少女が立っていた。



「どうしたのよ、士郎。そんなに慌てて走ってきて」
 中にいたのは、遠坂だった。
「なん、だ。遠坂、か」
 息を整えながら呟く。そんなに必死に走ったつもりはないのに、息は完全に上がってしまって俯いたまま顔を上げられない。落胆の言葉が出てしまうのも仕方ないだろう。
「なんだって、これはまたずいぶんな挨拶ね」
 遠坂は少し眉をひそめる。だが、それが本気でないことも流石にわかるようになってきた。どちらにしろ、後で何らかの害を被ることに変わりはない。
「今日は何の用事だ? わざわざ不法侵入するほどのことがあったのか?」
 さっさと話題を変えようと尋ねたが、遠坂の反応は思わぬものだった。視線を逸らし、伏し目がちに何かを言おうと口を開いてはやめる。そんな動作を何度も遠坂は繰り返していく。後ろに回した手を握りしめ……その手から、わずかに白い紙が顔をのぞかせていた。
「なんなんだ、その紙?」
 ビクッ、と遠坂が体を震わせた。後ろ手につかんだ紙を強く握っては緩め、そんな動作を幾度となく繰り返す。沈黙が場を支配する。傾いた日が沈もうとし、茜色が道場に入り込み染め上げていた。

 茜色がその力を失いかける頃、意を決したように遠坂が口を開いた。
「これを見て、衛宮くん」
 差し出されたのは一枚の紙切れ。先ほどまで握りしめられていたため、しわくちゃになってしまっていた。
 手に取ってみる。そこには、流麗な英語で何かがずらずらと書かれていた。タイトルと下部に記載された地図から、何かの案内であろうことだけは予測がつく。だが、延々と続く筆記体は難解で、詳しい内容までは読み取れなかった。
「なあ、遠坂。これ、なんて書いてあるんだ?」
 顔を上げると、真剣な瞳がそこにあった。何かを言いたくて、何かを伝えようとしているそんな瞳。だが、視線を合わせた途端目を逸らされる。見たくないものを見てしまった、そんな風体で遠坂は答えた。
「なぜか間違ってわたしに送られてきた、魔術協会の極秘資料よ。
 内容は、新たに発見された遺跡に関する調査の報告」
 そこまで言って、遠坂は口を閉じた。視線だけでなく顔も逸らし、横目でちらちらと俺の様子を確認している。仕方なく再び目を落とすが、独特の文字の癖があり普段見慣れた英文とは全く違った言語のような印象を受けた。やはり読めたものではない。
 しばらくしてから眼を向け直すと、腕を組み考え込みながら遠坂が口を開いた。
「場所は、イギリスのコーンウォール。1500年近く前のものと見られているわ。
 アーサー王が生きた時代の、活躍した地。これが何を意味するかわかるかしら?」
 名前が出た途端、俺の中で話が重要な位置を占めるようになっていた。その遺跡がセイバーに関わりあるものなのかどうか、今の話だけでは判断がつくはずがない。だが、どこかでそれがセイバーに関係のあるものだと直感的に理解していた。それでもやはり、即座にそうだと信じることもできない。
「セイバーに関係があるって言いたいのか、遠坂?」
 遠坂は頷く。
 だが、釈然としないものが残る。セイバーの生きた時代の遺跡だからといって、セイバー本人に関係あるとは限らない。彼女が戦ってきた敵も多ければ、周囲に存在した英雄も多い。そんな中、どうしてその遺跡がセイバーに関連すると言えるのか。
「信じる信じないは自由よ。
 ただ一つだけ言えるのは、どんな偶然も重なればそれは偶然ではないってこと」
「じゃあ必然だって言うのか?」
「そうよ。偶然セイバーの故郷で偶然セイバーの生きた時代の遺跡が発見される。
 そして偶然協会が調査して、その情報が間違いで偶然にもわたしのところに届く。
 それも、偶然この時代に。ここまで重なっても偶然と言いきれるかしら?」
 む、と唸るしかなかった。畳みかける遠坂の言葉は十分な重みをもつ。たとえその言葉が真であろうと偽であろうと、いつのまにかそれを信じざるを得ない状況に追い込まれていた。いつの間にか遠坂は顔をこちらに戻し正対している。その瞳が、信じてほしいと語りかけてきていた。この顔をするときの遠坂は間違いなく本気だ。どうして信じないことなどできる?
「わかった。で、どうすればいいんだ?」
「五月頭の連休は大丈夫? たぶん、直接向かった方が早いから」
 ほう、と一息ため息をついてから遠坂が答えた。意外と緊張していたのかもしれない。組んでいた腕をほどくと、いつものように片腕を顔の横に持ってくるポーズをとった。うん、これでこそ遠坂らしい。さっきのような様子は遠坂らしくなくて――――まて。そういえば、さっきから遠坂の様子がおかしかった。なにか問題でも抱えているのではないか? そんな疑問が生じた。
「ああ、それでかまわないが……どうしたんだ、遠坂。さっきからおかしいぞ」
「え?」
 遠坂は驚いたように目を見張り、慌て始めた。不意を突かれたときにこうなるのは見たことがあったが、今はそんな状況でもない。これは何かある。
「何かあったのか? 俺に手伝えることだったら何でも言ってくれ、そうしてくれた方が助かる」
 本心からでた申し出。遠坂が困っているのなら、見過ごすわけにはいかない。だが俺の言葉に対して遠坂が浮かべたのは、苦笑だった。困り果てたような、あきれ果てたような、それでいてどこか穏やかで寂しい笑み。そんな笑みを浮かべる理由がわからず、狼狽するより他なかった。

 そうして困り果てていると突然遠坂が歩き出し、道場の外に出てしまった。慌てて追いかける。いつの間にか、すっかり暗い。しばらくそのまま歩くと、門のところで遠坂が足を止めた。後ろからではその表情が伺えない。
「正直に言うとね、この日がくるのが怖かった」
 遠坂が背を向けたまま語りかけてくる。相変わらず表情が見えない。いったい何を言おうとしているのか、闇の中で言葉を待っている。だが、続いて出た言葉は悪い意味で期待を裏切った。
「またね、衛宮君。おやすみなさい」
 別れの挨拶を残して遠坂は走っていってしまった。独り門の前に取り残され、考える。
結局遠坂は何を言いたかったのだろうか。想像もつかないまま引き返す。
 なんとなく空を見上げると、思っていた以上に肌寒いことに気がつく。既に桜が咲いてはいるが、冬木市の冬は長く春にもかかる。まだまだ夜は冷えるのだ。

 星空を眺めながら、彼女に思いをはせる。
 この空は彼女の故郷と変わらぬ姿のはず、きっと彼女が見上げた星空も――――
 あの日の空から変わった姿に思いを巡らせ、玄関の戸を開けた。







 旅の間、様々な思いが目まぐるしく浮かんでは消えていった。
 こうすることは正しかったのか?
 彼女を汚すことにならないのだろうか?
 次々と浮かんでは消えていく疑問。心のどこかで、常に間違いだと囁き続ける自分がいる。必死になって否定する自分がいる。どちらも本心に間違いなかった。
 また、どこかで結果を恐れていた。もしかしたら彼女が帰ってくるのかもしれない。伝説通りであれば、アーサー王はいつかは復活する。それが今かもしれない、という推論も遠坂の言を元にすれば十分成り立つと感じられた。信じたいものだけしか見ていないためかもしれないというのに。
 だが、それならば彼女の生き方を否定するものではないはずだ。彼女が王としての生き方を全うした延長線上の出来事なのだから。それならば、たとえ彼女がセイバー(アルトリア)ではなく(アーサー)として存在していてもかまわない。それでもきっと、このとまどいは別の形になる。一つの終結が迎えられるだろう。
 彼女が王として責務を全うしたその軌跡が見つかるのならば。彼女と二度と出会えないことを確証し、完全に諦められるだろう。それでこの戸惑いは消えてくれる。

 そして、もしも。王としての責務を全て終えた彼女がアルトリアとして帰ってくるなら。俺はその場に立ち会わなければならない。迎えに行かなければならない。それが彼女の生き方の否定になるかと言われれば、多分そうだ。でもそれは俺が美しいと思った彼女の生き方に対する否定ではない。全てが成し遂げられた証として彼女は帰ってくるのだ。
 全て詭弁かもしれない。間違っているかもしれない。
 ――――それでも、彼女に会えるなら構わないと思った。

 空港も、町並みも覚えていない。
 気付けば、目的地のすぐ近くにいた。



 そこは、本当に小さな丘だった。
 周囲に何もない小さな丘。低木が生い茂り、所々から草地が顔を出す。本当にただそれだけの場所でしかない。協会が発掘をしているにしては、あまりに何もなさすぎた。人もいない。
「なあ、遠坂。本当にここが目的地なのか?」
 同じように呆然と丘を眺めている遠坂に問いかけた。だが反応がない。顔を向けると、以前俺に見せた紙と丘とを交互に睨めっこをしながら唸っていた。遠坂にとっても意外なのだろう。遠坂の顔は、おそらく学園の誰が見ても優等生の顔とのあまりのギャップに卒倒するんじゃないかってぐらい苛立ちで歪んでいた。
「ああ、もうなんで誰もいないのよ!
 遺跡が発見されて間もないのに誰もいないなんて、不用心にもほどが……!?」
 突然何かに気付いたのか、遠坂は大きく目を見開くと、紙をぐしゃりと握りつぶし天を仰いだ。
「日付……なんで去年なのよ!」
 心底悔しそうに遠坂がうめいた。むしろ俺のほうがなんでさって聞きたい。また、ここ一番での遠坂のヘマなのだろうか? ……だとしても、今すべきことは一つだ。
「なんでこうこんな時まで……士郎? 何をするつもりよ、アンタ」
 丘の周囲を巡り始めると後ろから遠坂のいぶかしがるような声が聞こえた。答えは一つ。
「ここが本当に目的地なら、調べるしかないだろう」
 ぐだぐだ何かを言う必要もない。もし本当に全てが必然ならば、当然のように何かが見つかるはずなんだ。だから丘の周囲を丹念に調べていく。後ろから、溜息が聞こえた。
 背丈の低い草を越え、低木をかき分け周囲を調べる。草を踏みしめると柔らかく沈み込み、枝を踏むと小気味よい音を立てて折れる。枝の折れる感触がどこか心地よい。だが特に変わった様子はなかった。裏側まで回ってみても、何かがあった様子がない。
「多分無駄よ。今何もないってことは、もう隠蔽処理まで終わっているってこと。
 発掘あとでさえ見つかるかどうか……」
 そうは言われてもどうしようもない。草をかき分け進む。

 ――スッ、と足が落ちた。
「え……?」
 草をすり抜け、足が途中から飲み込まれたかのように消えている。その下に、確かな地面の感触があった。これは……何だ?
「遠坂、ちょっと来てくれ」
 きっと、声が自然に震えていただろう。踏みしめた大地は、正解だと告げているかのように固さを持って応えている。間違いない、この先には求める何かがある。



「魔術か何かで壁に細工してあるようね……そうでもないととっくに崩れてるか」
 遠坂が一人ごちた。
 湿り気が全身を蝕む。どこまでも闇は晴れることなく通路が続く。土塊をただ掘り進み圧して作った単純な通路は、しかし千年以上の時を越えてなおその姿を変えることなく保っていたようだ。侵入したときは発掘時に形を整えたのだろうと思っていた。だが、明らかに壁を調べようと傷つけた様な跡があったりすると疑念が生まれ、途中に古代の文字が刻まれていたことから違うと確信した。
 持ち込んだ懐中電灯の明かりを頼りに進んでいく。丘の規模に比べて明らかに長い。どこにつながっているのか、全く予測が付かない通路。
 ――それでも、先にセイバーに関する何かが待っているとだけは確信していた。

 前方が徐々に明るくなり始める。この先に何かがあるのは間違いなさそうだ。自然と足の進みが速くなり――肩を掴まれ、引き止められた。
「待ちなさい、士郎。ここの異常さは半端じゃない。
 この規模の空洞を維持し続けるほどの魔力……その正体が分からない以上、細心の注意を払わないと」
 振り返ったが、暗くて遠坂の顔はよく見えなかった。それでも分かる。遠坂の顔に浮かんでいるのは恐怖だ。バーサーカーを前にしても恐れをはっきりと見せなかった彼女がここまで恐れを見せるのはなぜなのか。尋ねることもはばかられ、再び歩み始めることしかできなかった。
 彼女の本当に恐れる対象が何かを知ることは、結局なかった。

 光が近づく。どうやら、広い空間があるようだ。
 そこには何もないのではないか。
 そんな恐怖を振り切るように、思い切って中に飛び込んだ。



 そこは部屋というよりは大ホール、と言った方がしっくりくる部屋だった。広さは小規模な体育館ほど。天井からはどういった仕組みか光がもたらされ、周囲はこれまでとはうってかわって全ての壁が大きな石のタイルで覆われていた。
 ――どれも、当時の文化上ありえないものだと遠坂が述べた。
 この部屋にはいろいろなものがあったのだろう、何かを引きずったような新しい傷が床一面にあり、一種の盗掘跡のようだった。
「既に協会がめぼしいものを持ち去ってたか……どうする? 士郎。
 何も見つからないかもしれなくても、調べてみる価値はあるかもしれないけど」
「いや」
 俺は確信をもって答えた。
「ここにまだ何かあるのは間違いないさ」
 俺の言葉に納得がいかないのだろう、遠坂は不審を顕わにして俺を見ている。だが、答えは簡単だ。

 光が聖剣を、彼女のもう一つの剣を形作っている。
 実態がなくとも輝く刀身が目の前に姿を現している。

 ――ならば、それが収まる場所とはすなわち。

全て遠き理想郷(アヴァロン)

 口に出した途端、変化が起こった。天井からの光が急激にあふれ出して世界を包む。あっという間に世界は白で染まり、あまりの眩しさに目を開いていられない。
「なんだっていうのよ、これ……!」
 遠坂の声も光の波に呑まれたかのように微かにしか届かない。

 目を閉じていても眩しすぎて耐えられなくなった瞬間、唐突に光の氾濫は終わりを告げた。
 ゆっくりと目を開く。そこにあったのは想像外の光景だった。
「セイバー!」
 セイバーが目の前で宙に浮いている。空中に横たわっている。その周囲を、紫色に光り輝く球体が覆っていた。それが何かという疑問よりも、ただここにセイバーがいるという事実の方が重要だった。
「すごい……」
 遠坂がふらふらと球体の方へ歩み寄っていく。
「世界と中を遮断して……時間の流れまで極端に遅くして内部を守ってる?
 しかも勝手に周囲のマナを集めて使う機能も持つなんて、どうやったらこんなまねが出来るのよ」
 遠坂がぶつくさ言いながら考え込む一方で、俺は動けずにいた。
 ばからしい、いざ目の前に求めていたものが現れた途端怖じ気づくとは。
 結局、ただ球体を見つめ続けるばかりだった。



 突如、背後から殺気。
「伏せろ!」
「え?」
 遠坂が反応できていないのを見て、とっさに引き寄せて倒れ込む。抱えるような形で地面に触れた瞬間、上を数多の刃が通過していった。

「思いのほかいい反応だったな。気付かなければそのまま死ねたものを」
 その声には聞き覚えがあった。顔を上げると思ったとおりの人物。
 遠坂が顔を上げ、愕然とした声でつぶやいた。

「アーチャー……?」

 赤い外套を身にまとった男が、皮肉でも言いたげな顔で悠然と立っていた。



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(初版:08/09/2004)



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